こんにちは。

フレアス在宅マッサージ福岡早良区施術所の福永です。


今回ご紹介するのは、メディアアーティスト・研究者として注目されている落合陽一氏の著書、
**『日本再興戦略』**です。
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📚 本書を手に取ったきっかけ
AIやテクノロジー、人口減少と高齢化、そして働き方の変化…。
日々の仕事を通して社会構造の変化を感じる中で、「日本という国がこれからどうなっていくのか」に強い関心を抱いています。
この本は、単なる問題提起ではなく、明確なビジョンと戦略を提示してくれる一冊として、非常に刺激的でした。


💬 印象に残ったキーワード
① 「西洋近代化からの脱却」
明治以降、日本は「西洋に追いつけ追い越せ」の価値観に染まってきた。
それをリセットし、日本独自の“文化的・精神的強み”を軸に再構築すべきという主張が印象的でした。
② 「“労働観”の変化とワークライフインテグレーション」
働く／休むを分けず、暮らしと仕事を統合していく時代へ。
医療や福祉の現場でも、職種の壁を越えて“目的志向”で協働する重要性を感じています。
③ 「テクノロジー×文化で社会を設計する」
テクノロジーを盲目的に導入するのではなく、「文化を進化させる手段」として使うべきという姿勢。
現場でも“新しいやり方”をただ導入するのではなく、“その人らしさ”を残しながら活かす視点が求められると感じました。


🧠 個人的に感じたこと
落合氏の言葉からは、「課題先進国・日本」だからこそ描ける希望と可能性を感じました。
少子高齢社会に突入した日本を、ネガティブに捉えるのではなく、**“未来のモデルケース”としてどう活かすか？**という視点は、まさに私たち福祉業界にも必要な視点だと思います。


『日本再興戦略』は、社会・政治・経済・文化といった枠を超えて、
“生き方”や“価値観”を見直すヒントをくれる一冊です。
未来に希望を持ちたいすべての方におすすめします。

次回の読書紹介もお楽しみに！